【80歳・旬のあい御影】 前編

 今回は、間に挟ませていただく最新情報「あい御影」
CD「Amor Amor Amor」レコーディング風景。

 昨夏、『御影さんも来年で80歳。記念のCDを残したいが』と、「グルーポ・チェベレ」のリーダーであり、サルサ界の重鎮、伊藤寛康氏に相談をもちかけたところ、二つ返事で「じゃ、手配はすべてするから」と、ノッてくれ、計画を進めた。
 昨年中に企画を済ませ、『かなり育ってきている弟子が今6年生なので御影さん80歳との対比、話題性も考えると小学生のうちに録っておきたい』『それではレコーディングを3月くらいに』とトントン拍子。
 昨年内に『3月にスタジオの手配ができた』と伊藤氏。
それが、どうした間違いか年明け早々私の入院騒ぎ、『じゃ、スタジオの押さえは4月に移しましょう』と、伊藤氏が気を遣ってくれ、それなら余裕だろうと思っていた退院がそれから延びに延びて、4月後半。
再度、スタジオキャンセル。 その間、すべて手配してくれた伊藤氏。(感謝感謝、また感謝である)そして退院後、あらためて仕切り直し。
 ミュージシャンその他スケジュールを合わせると9月。
80歳のバースデーライブにCDの出来上がりが間にあわないと辛い。(11月26日(日)於ラ・クラベ カサ・デ・マロン)再々度スタジオ他の手配、伊藤氏がもてるコネをすべて使い、合わせてくれる。(またまた感謝)退院後の不安定な精神状態での中、なんとか曲アレンジも出来上がり、いよいよレコーディング。
 今回のCDへの思い入れも、御影さんと私の間での微妙なズレに何度も意見交換を繰り返し、やっとのことではあるが一致させる。
 録音初日。『たどりついた〜〜〜』という思い。
どういうアレンジに仕上がったのかを、聴きに来ただけのはずであった御影さん、いきなり歌い出す。
久しぶりに、いや、演奏をせずに御影さんの歌を聴くのは初めてかもしれない、同時録音ではなかった「Besame Mucho」をミキサー室に入って聴
いた。 あまりの良さに思わず目が潤んでしまい、この一曲を聴いただけで、「やはり御影さんの歌を俺の力で残したい」と思った今回の企画は間違いでなかった確信。 ミキサー室にいた全員からスタジオ内の御影さんに聞こえるはずのない拍手が贈られた。 忙しい仕事の合間を縫ってでは年間せいぜい2〜3枚のCD製作が限度と思われるのを今年5枚に携わっているという伊藤氏からも
思わず、『素晴らしい企画に携わらせてくれてありがとう』が、出た。  
  
次号に続く。

2006.10