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【ミュージシャンの必修科目 其の拾四】
16.【サウンドチェック】
・ミュージシャン(歌手も含む)が到着する前にサウンドオペレーターが当日演奏する楽器編成に合わせマイクその他の配線をする。
・各楽器の音のバランスを整えミックスする卓、これは2m四方以上もの大きさで俗に「ミキサー」と呼ばれる人(数人の音響係の中でチーフの場合が多い)がこの卓を自由自在に操る。 ミュージシャンが使うマイクの配線がミキサー卓に間違いなくつながっているか楽器の特性とマイクの特性があっているかチェックし、ミュージシャンを迎える。音量、バランスとを兼ねたマイクテストをミュージシャンの数全員分の点検するのがサウンドチェックである。
・ドラムス(バスドラム・タムタムドラム数種類・バスタム・スネアドラム・ハイハット・シンバル数種類)・ピアノ・ベース・ギター(これもエレキギター・アコースティックギターが二人に別れている場合別々に、それぞれが持ち変えてやる場合はさらにその倍のテスト)・パーカッション(コンガ・ウィンドチャイム・小物楽器多数種)・ここまでがリズムセクションといい、それぞれが終わった段階でリズムセクションだけでもう一度バランスをとる。さらに管楽器へと続く。
・リズムセクションが終わると、トランペット(省略して何人かをまとめて一辺にやる場合もある)・トロンボーン(まとめる場合あり)・サキソフォン(これはフルート等持ち変え楽器があるので一人づつ)・トランペットからサキソフォンまで管楽器全員(場合に
より15〜6人)でバランスをとり・[ストリングス]バイオリン(1stバイオリン数人と2ndバイオリン数人は分けてやる)・ビオラ(数人)・チェロ(数人)・コントラバス(数人)終わると1stバイオリンからコントラバス迄(場合により数十人)全員でまたバランスをとり、クラシックパーカッション(主に使うのがティンパニー・グロッケンシピール等々)・キーボード(シンセサイザー使う音色全部)ここまで終わるとさらにミュージシャン全員でバランスをとる。 サウンドチェック終了。
・これだけで、慣れているベテランのミキサーでも1時間から2時間近く掛り、更に冗談の好きなふざけたミュージシャンがいようものなら無限大の時間を無駄に費やす。
・ここまでの一連の作業が一通り終わって初めて、譜面のチェックを兼ねたリハーサルに入る。
・その日の音楽の善し悪しは『いかに良いサウンドチェックが出来たかで決まる』といって過言ではないほど神経を使い、ミュージシャンとミキサーが喧嘩を始める事も珍しくない。逆にいうと、良いミュージシャン程サウンドチェックを大事にする。
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