【ミュージシャンの必修科目 其の拾壱】

13.【リード其の壱】

日本語でいうと『首席奏者』各楽器の主要部を奏じる1番奏者。
 クラシックは別として、ジャズ・ポップス・ラテンなどはアレンジ上、特別なサウンドカラーを作る場合は別として、メロディーが一番高い音程にくることが多い。本メロディーよりもハーモニーが上にくることは少ない。

例えば、ジャズのフルバンドの場合、仮に「トランペット4名」・「サキソフォン5名」・「トロンボーン4名」 これらを管楽器というが、管楽器がこの13名からなる編成の場合、「トランペット4名」のうち、1番上のパートを受け持つのが『リードトランペット』各『リードサキソフォン』『リードトロンボーン』という。
サキソフォンの場合「アルトサキソフォン」「テナーサキソフォ
ン」「バリトンサキソフォン」の3種からなり、細かく説明すると

1st alto saxophone
2nd tenor saxophone
3rd alto saxophone
4th tenor saxophone
5th bariton saxophone

以上のような順番に決められている。
ついでに音楽的説明も加えると、alto saxophoneが一番高音で、tenor saxophone が次に高い音域、bariton saxophone が最も低い。
以上の順番で『リードサキソフォン』は『リードアルト
サキソフォン』になり俗に『リードアルト』と略称される。
・・・
キャリアも年齢も上の人が 5th bariton saxophoneの場合、(低音を安定させるため5th bariton saxophoneは実際、フルバンドではキャリア・実力のある人が多い)そのグループは、とても機能しやすいが、逆の場合の 1st alto saxophoneは「俺がリードだ」と、不動明王を従えたほどの勢いで、楽屋など自分のユニフォームケース・楽器ケース・リード(サックスはこれの振動によって音を出す)ケース・たばこ・ライター(何故かダンヒル)等々でで、鏡前を1人占領する。
  
・・・・・・・・・つづく・・・

2005.01