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【ミュージシャンの必修科目 其の弐】
3.「びーたー」
0海外公演・地方公演、居住地区圏から離れた仕事を「びーたー」
「旅」のひっくり返し、いわゆる逆さ言葉であります。
0(例)
『XXスタジオで録音なんだけど○日の11〜15時あいてる?』
「ごめん、北海道に“びーたー”なんだよ」
『北海道かイイな、しばらく行ってないよ、いつ帰ってくるの』
「あさっての11時羽田」
『11時羽田だったら13時XXスタジオって出来るよね?』
「え〜残念だな、13時の新幹線で大阪びーたーなんだよ。」
『売れてんな、いつ帰ってくんの?』
「うん日帰りなんだけどさぁ〜東京最終。」
『そうかあ、じゃしょうがねぇよな、また頼むよ』
「うんごめんね」
と言いつつ、仕事がダブった事を残念に思いつつ、売れてる自分を誇示出来た事に多少の優越感を心のどこかに持ちながら、受話器を置いた後の余韻に浸るのが決して嫌ではないというのがミュージシャンの性格なのです。
4.「おはようございます。」
0今は普通の社会でも使われるようになっているらしいが、昔はいわゆる『芸能界』で、小屋(歌舞伎座なども含まれ俗に小さいという意味ではない)といわれる劇場などで裏方が、看板役者、いわゆるスターが楽屋入りする時に「お早いお越しで」という意味で「おはようございます」と朝・昼・夜関係なく言った習慣が現在に残ったものである。
0ベテランになると「おはようございます」等としち面倒くさい言い方はせず「ぅはよっす」或いは「おいっす」喉を開いて声帯に負担のかからない正しい発声法で「おはよう」と、ちょっと気取ってみたり、ゆっくりそして最後の『よ』を若干強調して音程も一音位上げて「お・は・よ」と言ってみたりする。
0これらは物まねブームで人気を回復しすっかり安定してしまった某タレント歌手「M川K一」等が得意とする言い回しである。
0わずか数年、いやわずか数ヵ月先輩という事で絶対これを他人より先に言わないというしっかりしたポリシー?をもっている人が歌手等には以外と多いのだが、バンドマンには殆どいないかわり、一流の代名詞であるスタジオミュージシャンという人種になると99%しっかりとしたポリシー(?)を持ち、場合によっては、先輩などにも自分のほうが格上とばかりのしっかりしたポリシーをもったミュージシャンも少なくない。
0では皆さんも自分独特のスタイルを一日も早く確立しポリシーをもって「おはよう」を励行してください。
次回乞うご期待。
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