【ミュージシャンは一流お笑い芸人】

ミュージシャンがお笑い系のタレントに転身する例は後を絶たないが、それだけ演奏をする感覚と、笑いをとる感覚とは、共通点を多く持つという現れであろう。
一流ドラマーの「フランキー堺」ギタリストとしても名プレーヤーであった「植木等」「ハナ肇」「いかりや長介」「愛川欽也」「小野やすし」数え上げるだけでも紙面の限界を超える。
若手お笑い芸人が「ネタ」に困るとミュージシャンの楽屋を訪ね駄べっていくことがあり、話題の中にネタが一杯転がっているのだろう。 例えばTVの番組名にまでなってしまったミュージシャンネタもかなりある。
筆者のネタにも「笑っていいとも」がある。 昔たばこを吸っていた頃仲間から「ナベさん、たばこ一本もらってイイ?」と言われると「いいとも柳太朗」(大友柳太朗という大スターがいた)。 「ここの小節はパーカッションで何か考えて」といわれ「いいとも柳太朗」。 後に柳太朗を省いて「いいとも」だけで使っていた。
TVの「笑っていいとも」がスタートする十年近く前の話である。
他にも筆者の友人で日本のトランペッター第一人者である「中谷勝」も大昔、誰かが演奏でミスをし「わりい、わりい」等と笑ってごまかそうとすると「笑ってる場合だよ」やんわりたしなめるとかそのほか冗談でもしょっちゅう使っていた。
やはり数年後「笑ってる場合ですよ」と言う番組がスタートし「中ちゃんがよく言ってたよなー」と言ったのを覚えている。 等々。
嘉門達夫の「カツオ風味のふんどし〜」なども、大昔筆者が仲間と麻雀をやっている時にアタリそうな牌を「これはアタリそうだな臭いぞ、臭いぞ、カツオ風味のふんどし〜」と言って切っていたものである。 他にミュージシャン界に普及させたものでは、誰かが『ハクション』とクシャミをした瞬間、間髪を入れず「呼んだ?」。関連ネタで「ハクション」とはっきり文字に書けるようなクシャミをする。これはちょっと練習すればすぐ出きるようになる。
練習をはじめるような人はミュージシャンタイプかも・・・

次回乞うご期待。

2003.12